🌏天然麻酔 → 合成麻酔 → 予防医学
「痛い」
これは
からだにとって最も重要な機能の一つで
痛みというのは
アラート
血液やMRI・レントゲンなど
全てのどの検査よりも大切な
アラート
初めは
違和感から始まり
痛みになり
すごい痛みになり
やばい痛みになる
かっこよく言い換えると
違和感は「ノイズ」
痛みは「アラート」
すごい痛みは「オーバーロード」
やばい痛みは「システムエラー」
自分自身の
痛みとの向き合うレベルがどのくらいかにより
「痛み」の分析力もコントロールも変わってきます
「違和感」
このノイズ段階で向き合うことが理想
「痛み」が複雑化して
オーバーロードに変わると
なかなか正解がわからなくなり
からだが壊されていきます
システムエラーまでいくと
どんな検査を受けても
どこに原因があるのかが
見極められなくなります
人は長いあいだ
自然 の力を借りながら
この「痛み」と向き合ってきました。
昔
痛みに使われたのは
コカとケシ
コカの葉からつくられるのは
コカイン(局所麻酔の原点)
*コカコーラもここからきている
ケシから得られるのは
モルヒネ(鎮痛の原点)
蒸留酒の副産物だった
エーテルは初期の麻酔です。
こうした
天然由来の成分で
痛みから命を守っていました
しかし
効果にばらつきが出たり
安全性に限界があったりしたので
だんだんと抽出することをやめて
痛みを消す「構造」を学んでいきます。
コカインの分子構造を学び
からだに使えるよう工夫されたのが
現代の「リドカイン」などの局所麻酔。
ケシ由来のモルヒネをヒントに
「合成オピオイド」が生まれた。
もっと安全に
もっと安定させて
純度や作用時間をコントロールできるようになって
手術の精度が
飛躍的に高まりました
いま
医療で使われる麻酔は
「自然から取る」のではなく
自然の仕組みを学んで
「再現した」のを使っています
これは
予防医学の考え方
自然そのものではなく
自然の原理を
からだにどう生かすか
自然界にあるものはすべて
「構造」と「働き」という法則で動いています。
麻酔が進化したのと同じように
わたしたちのからだも
構造と働きで進化していきます。
進化していけば
痛みも不調も最小限になります。
予防医学では
特別なものを外から入れるのではなくて
からだ本来の
元々持っている機能を
取り戻すことを最優先にします。
・呼吸
・血流
・自律神経
・内臓の位置
・からだの温度
こうした
「基本構造」 が整うだけで
痛みも炎症も
オーバーロード
システムエラー
になる前に
自然に緩やかに回復させることができます
私たちは
その力を
本来持って
生まれてきています
自然をそのまま取り入れるのではなく
「自然の 仕組み」を学びましょう。
それは
からだと向き合う上で
根源的で
強力な知恵となります
あなたのからだは
本来 「治る力」 を持っています。
その力を最大化する
最初の一歩が
予防医学。
大事なことなので
繰り返しますが
「基本構造」 が整うと
痛みも炎症も
「麻酔で抑えなくてはならないレベルになる前」 に回復していきます
その力を
どんどん上げていきましょう
らっぽんが目指しているところ
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