いちばん左の犬⑧ 最後の証明



2020.4.

むぅの咳が止まらなくなり

胸をつけて一睡も寝れなくなったとき

動画を漁りました



獣医さんが一生懸命説明していました


飼い主が苦しそうなチワワを撮影していました



何もしてあげれないけどがんばれ!

と言っていました

やがて

命は引き取られました



どこにも

改善したという

動画はありませんでした



何もできずにただ見ているだけの動画




どれだけ心苦しいか



もっと

飼い主にも

できることはあるだろう

って

噛み締めました


本気でそう思ったし

実際

できることはたくさんありました




その時に思いました

自分で治そう

その成果を

動画にしよう


僧帽弁閉鎖不全症・肺水腫


調整経過の報告をしました


家で飼い主にしてもらいたい調整は

たくさんあったので

動画にして届けました



だんだんと

見てくれる人が増えてきて

同じように結果を出してくれる人も

出てきました



動画を見て真似しただけで

症状が改善したという報告や

心臓病が治ったという報告まで

ありました



2020.12.28.

何かを飲み込むたびに

咳が強くなりました

気管虚脱という症状です
これは一回の調整で回復しました。


心臓病から

肺水腫へ移行すると

命が危なくなります




そのための薬を飲みつづけると

腎臓が壊れていきます


ここで

一気に免疫が落ちます


そんなことが

わかりましたが

少しだけ気づくのが

遅かったようです




調整と食事と運動のバランスが

だんだん難しくなり

そこに

薬の作用も入ってくるので

犬の解剖書を参考にしながら

本当に手探りでやっていました



命に関わる

肺水腫が1番怖くて

だから

うまく薬と付き合いながら

そう思ってました



だけど

薬害は怖いので

早く減らしたい


ずっと何度も獣医さんには

「薬をやめたいです」

と訴えました



そのときに

とても役に立ったのは

調整




足りなかったのは

血液の質の問題



ここが完璧ならば

心臓の弁が再生する

そう信じました



弁が再生さえすれば

全ての薬を手放すことができる



臓器にかかる負担が

激減し

顔が輝き


苦しまずに人生を全うできる



何より

愛犬にとっては

一番大好きな飼い主さんのその手で

調整をかけてもらい

からだが変わっていくなら


それそのものが

愛情なんだと

思えました。


そして調整することは

とても有効であり

最高の出口となります



そんなことが

動画を作るたびに

わかってきて





病院が大切なのは

急性の時に

助かること



あとは

検査データがわかること




だけど

本気で

治癒させたいなら

病院が邪魔になることもあるし


検査結果がアテにならないこともあります



だから医学以上に

飼い主さんのその手

にかかっていると思います



1番大切な人から

直接ケアをしてもらえることが

どれだけ愛犬に勇気を与えるのかを

知ってほしいし



日々治る力を

上げていくことは

何より大切だし



これ以上の確実な答えはありません



できるなら

飼い主さんの手で

愛犬が病むことのない人生を

送れるよう

向き合ってほしいです






思い出しました





私が生涯はじめて調整をしたのは

人ではなく

昔飼っていた

犬でした



小学生か中学生か忘れましたが



どん平という

とてもかわいい雑種犬で



外で飼っていました


どん平が突然

失禁をして倒れた時があります



両手両足を横に広げ

お腹を地面につけて

バタバタしていました



何が起こったのかわからず

怖くて

かわいそうで

ずっと

背中をさすってあげました


そしたら

それからその症状は

出なくなりました



治ると思ってなかったし

もう死んじゃうと思いました

だから

良くなった時は安心しました。




その時は何も知らなかったですが



今の自分なら

病院で

検査だけしてもらって

もっと

ケアして

もっと

食事を変えます





もっと

触れ合って

エネルギーあふれさせます


カタチのある愛情を

たっぷり

注いで

もっと強く

抱きしめます




今確信できることは

愛犬のおからだには

絶対的に

飼い主の手が必要


だから


どんなに遠くでも

気を使わずになんでも

相談してください



 
うまく伝えられるかわかりません



命が助かり

輝くよう

サポートします



飼い主がケアできる

それが何より一番で

毎日ケアしてあげることは

言葉よりも通じあえる


最高のコミュニケーションだと

信じています





犬の苦しそうなのは

本当にかわいそうで

みてられません


良くなりました!

と報告をもらうたびに

目が熱くなり

肩が緩みます




傲慢ですが

犬の病気動画の中で

このくらいなら

簡単に治るんじゃないか?

っていう物も多々あります。




でも

溺愛してる人ほど

盲目的になり

下手に口を出せば

大変な目に遭います




そんなジレンマで

いつも動画を見て



動画を作って

届いて欲しいと願い

アップしています



ケアが必要なのは

もちろん人も同じなのですが

犬は何も喋れないし

何より命がかかっていて



そして

逃げ場が病院しかないこと




飼い主も犬も

人生こんなもん

もう歳だからと

諦めで生きているのが

わたしには

悔しくてつらいこと




とくに

子供と犬は

劇的に変わる可能性を

無限に秘めています



これからも

役に立つ

動画を作り

捧げます


それが

むぅが私に残してくれた

生涯の仕事です



ぜひ見て

あげてください

あなたの愛犬の健康管理は

あなたの手で。


m(_ _)m


わかりにくいですが心臓の弁は再生して治っています
むぅは奇跡を起こし
からだが治ることを証明してくれました







いつも足元にいたので





無意識に

ぶつからないように

いつも足元を確認してました




黒いもの見るとまたうんちか?と


無意識に

探していました



いつも一緒だった



出勤は大きめのリュックの中で


おとなしくしていて


無意識に


背中で会話をしていました



むぅの入っていないバックは




無機質で


軽すぎて


何もありません



たまにバックを手で叩いて


合図を送りました



背中揺すったりして


気持ちを伝えました



外を歩くと

誰もむぅがいるとは気付きませんが



そんな中でも

なにかしら合図を送っていました




寒い夜はリュックのポケットに



熱い石を入れて

リュックを温め


震えていれば

背中ですぐわかります


夏は保冷剤を入れ


リュックを冷やしました


呼吸が荒くなれば背中でわかります



家に着いたら


バックに


「むぅ着いたよ」


と言っていました



部屋のエアコンは


1人ならつけなくても居られるけど


いつもつけていました




いなくなって気づきました



今まで

自分のために生きてきた



つもりだったけど



いつも


むぅのこと考えながら


暮らしてきた。



15年飼ってはじめて気付きました



自分が食べてるご飯を分けてあげると


一口食べたあと必ず


こちらを見て


ありがとう




伝えていたことに。


もう今はない実家には


自分が生まれた時から犬がいて


5匹以上飼って来ました


他の動物いれても10匹以上

飼いましたので


もう動物は飼わないと決めて

生きてきました



そんな自分が

大人になって

はじめて飼ったのが




むぅ




飼ってよかったけど


もう2度と


飼いたいとは思いません。




いつもむぅが近くにいるので

そのほうが

困っている人や犬に

100%の愛情を注いであげられるように

なりました


1人ではなく

2人で注げるようになりました





むぅという学校に15年間入学して


卒業証書をいただきました



ながくて

濃い学びでした



人として

大きく成長できました




これからは



少し隙間が空いた分


人も犬も


助けていきます



むぅ


今までありがとう



ちなみに

むぅは


天気の悪い日に連れ回した

私の責任です


肺炎と薬害で

亡くなりました








心臓は正常に動き

治っていました




むぅは

心臓病が治ることを

最後の最後に

証明してくれました





タイ語で[手]のことを【むぅ】と

訳します


漢字にすると

無から有をつくる名前で

無有=むぅと言います






名前の通りに生きた

偉大な犬


誕生日は1月8日

108
煩悩の数字

元々の名前は

ラエルテス

ギリシャ神話犬座の伝説に出てくる

アルケイシオスの息子だそうです


いろんなことがありすぎましたが




振り返ると


とにかく偉大でした



それしかありません



たった1匹で

リアルの現場で

累計何千人も人を癒やし



未だに動画のバーチャルの中では

たくさんの犬を助けていて

影響を与えてくれています




もう

世話をしなくていいんだという

寂しさと共に




これもまた

大切な時間なんだと



教えてもらっています




ずっと忙しなく生きてきたので



しばらく胸に光を

感じていたいと思います



もしも

自分が生まれ変わって



ペットショップの一番左に

入れられる時が来るなら



もうちょっと

うまくアピールしようかと

計画を立てているところです。



もうすこし

自己主張を

してみようかと




15年間の



大切な想い出となりました



最後まで読んでくれて

ありがとうございました



予防医学村らっぽん

慢性病をゼロに 【財団法人】生涯学習支援事業団 理事 からだ総合研究所 代表 技術屋ではなく「からだ」を大切にするために向き合う時間を提供する。 「根本改善」が本来の目的ではなく からだが良くなる以上にあなたの人生が良くなること。 「慢性病ゼロ♪」の一環として不定期に動画配信を。 目的は気づいて欲しいことがひとつだけある。本当のしあわせとは「自分のからだを深く愛していくこと」その他はその後です。

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