いちばん左の犬⑦ 闘病期
むぅは
番犬にはなれない
誰にでも
お手・おすわり・おかわりをする
誰にでも
なつく
芸も多彩
フセ・超フセ
おねがい・タッチ
ウインク・おじぎ
アゴ乗せなど。
人の手からもらえるおやつが
とにかく好きで
適当に芸をして
目で訴えて
確実に
大量に
もらうスキルが
高い
そんなむぅも
2019
老犬と言われる13歳になった
急に便が出にくくなり
会陰ヘルニアという病気になり
体調が悪化した
手術しかないと言われた
老犬なのでやるなら今しかない!
とも
元気がなくなり
寝てばかりいるように
でも
術後はからだの機能が落ちるので
せっかく上げたからだを
台無しにしたくなくて
私は
自分で
治すことに
しました
そうしたら
たちまちむぅは
元気になりました。
再発しませんようにと
がんばりました
いままで忙しかったのと
むぅは毎日現場に出てたので
過信してました。
むぅがはじめてらっぽんにきた頃には
スタッフもたくさんいて
ビジターさんも毎日たくさん来てて
1日50人来ることもあったので
たくさん相手してもらって
たっぷり愛情もらって
だから
甘えて
運動はそんなにいらない
散歩は月に一回くらい
後回しにしてました
もともと
外が大好きなむぅ
だから
かわいそうかも
そう思い
毎日いくようにしました
とにかく
下半身を鍛えよう。
階段をよく登りました
それと
いろんなところに連れて行きました
むぅは元々
からだ動かすのが好き
どこへ行っても嫌がらず
メキメキ逞しく
力強くなり
進化しました
若い頃でも
見たことないようなキレのある
ジャンプまでできるようになり
着地も金メダル選手のように
キレイに決める
ゴールデン競走馬のようになりました
老犬?
びっくりするくらい飛び跳ねて・・・
その
半年後
だんだんと
左目が弱くなり
白く染まってきて
やがて
左目が
完全に
見えなくなりました
それと同じく
僧帽弁閉鎖不全症という
心臓病が発症したため
心臓による
間接的な白内障だと
理解
人もそうですが
筋力が上がるときは
臓器に負荷がかかったり
肌が荒れてきたり
一時的な毒出しがあります
なので
うまくバランスとりながら
からだを変えていく必要があります
そんなときに
調整はとても役に立ち
スムーズにからだを変えることが
できるのですが
場所が心臓なだけに
苦戦しました
2020.4
心臓病による危険な発作
肺水腫が起こりました
1回目は
調整だけで
症状を消すことができました
安心していました
2020.12
気管虚脱
おやつ食べたり水を飲んだりすると
咳き込む
これも
悪化すると呼吸ができなくなり
命の問題があります。
でもこれは
喉や胸のあたりの調整で
比較的楽に回復しました
しかし
2021.1に
食あたり
1週間下痢
何も食べれなくなり
体力がガタ落ちし
痩せこけました
その時に
2回目の
肺水腫となりました。
その時はひどくて
危なくて
寝れなくなって
緊急入院となりました
誕生日の数日前でした
このまま死んでしまったら
と思ったら急にリアルに思えてきて
入院前に
苦しそうなむぅと一緒に
泣きながら
誕生日祝いをしました
そして
むぅは
いつものように
何もなかったかのように回復し
何もなかったかのように
あくびをし
いつも通り
マーキングしに行きました
不思議な犬だと思います
どんな状況でも
余裕がなくならないんです
それから
薬で落ち着いたので
病院で定期的に血液検査をして
データに基づいて
薬を飲みながら
調整を続け
どう変化していくのか
それを
検証していく日々が
始まりました
病院の先生には毎回
お願いをしました
「薬は やめたいです」
からだの能力は昔よりも
年々元気になってきました
チワワの平均寿命は13.8才
なんとか
超えることができました
2021.1.8
15才を
迎えることができました
すこしだけ
満足しました
ただただ
何事もなく
元気でいて欲しい
それだけを思う毎日
外が大好きなむぅを連れて
いろんなところに行くようになりました
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