いちばん左の犬🐶⑤ 昇格
むぅは
犬は好きだけど
遊び方がわからないらしく
触れ合ったことがない
でも
人は嫌いな人が1人もいなくて
(子供は怖がります)
動物病院に行っても
いつも
リラックスしていて
本当に緊張しない犬だった
まだ2歳くらいの頃
動物病院に行くたびに
「むぅちゃんはほんとうにかわいいですね〜
うちに来る犬の中で三本の指に入ります。」
と言われて
びっくりした
一番じゃなかったことに。
(親バカ)
小さいころは
涙やけがひどく
逆くしゃみがよく出て
たまにてんかんもやった
病院に行くと
ステロイドがだされ
それを毎日
飲み続けた
でも
何かが変わってる気は
しなかった
だから
やめた
自分で治そうと思い
首や頭を中心に調整したら
症状が消えた
ので
もう病院に行くのはやめた
名前はむぅ
怒る時用につけた名前は
ちょびん
ブリーダーネームはラエルテス
神奈川で産まれた
平成18年1月8日生まれ
1818で
イヤイヤ生まれてきた犬
はじめはそんな顔してた
弱々しいように見えたけど
あまり物怖じしなくて
一緒に花火を見ても
救急車が通っても
地震が来ても
あくびをしてるか
ぐっすり寝てるか
スタッフと心理戦をやって
勝ったりもしてた
(私は負けない)
あくびしながら
片足ずつ伸びをして
目はこっちを見てる
いつも跳ねるように歩き
右と左を見て
何かを探してる
いつもどこかに余裕があり
器用に同時にいろんなことを
やって見せた
なんだか
ディズニー映画に出てきそうな
犬の動きをしていた
職場にプライベートを
持ち込む気はなかったから
はじめは家に置いていた
けど
ほとんど自分が家にいないことと
1人はかわいそうだと思って
職場に連れていこう
当時あった事務所にも
ゲージを設置して
置いておくことにした
たまに仕事の合間に
顔を出してあげればよいか
でも
ビジターさんに
むぅの話をすると
見てみたい
と言われるので
その都度
現場に降ろして
挨拶をさせた
そうしたら
たちまち
人気者になった
むぅは
自分の人生を
自分で切り拓いた
その
一番最初の出来事だった
現場の中で
欠かせない中心的な存在になり
その頃から
所長
と呼ばれるようになった
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