チワワのケア「僧帽弁閉鎖不全症:肺水腫」
「ここに記録を上げていきます。一旦これでアップしますね」
むぅが3月に死にかけました。
喘息のようなカラ咳がずっと続き
呼吸困難により眠れない夜が続きました。
アゴを上げていないと苦しいらしく横にもなれずゼイゼイ言っている状態です。
私は感染症かと思い動物病院で検査しに行きましたが
結果は「心臓」
心臓肥大はずっと指摘されていましたが
それがいよいよごまかしがきかないところまで来ていました。
チワワは他犬よりも
循環器の疾患が1.8倍多く
呼吸器の疾患も1,5倍多くなっていて
いろいろ調べると
死因としてものすごく多い。
心臓の弁が壊れているのです。
そうすると
はじめは不整脈などで済みますが
逆流をしないように「弁」がついているので
循環量が増えると逆流も増え
逆流した分行き場所のない血液が
心臓を肥大させるのです。
特にここ最近むぅはアスリート並み?の運動量で
毎日のように100段ある階段を登って降ります。
メキメキ筋肉質になりむぅの人生史上もっともからだが軽そうです。
でも
おそらくその分の圧力が
心臓にきたのではと感じています。
齢14歳
もう寿命でもおかしくない年齢で
からだの内圧が高まってきていて
心臓への負担も大きくなってきています。
筋肉はもちろんあった方がいいです。
でも
心臓との共通点は「循環機能」
ポンプですね
これのパワーバランスがよくないといけないと思うのです。
で
筋肉だけが成長していった状態に心臓がついていけてない気がしました。
心臓が肥大することでそれ以上の逆流を防ぐのですが
それを超えると
本当の逆流します。
その逆流した血液は肺に入ります。
肺に入ると
肺水腫という病気になり
要は溺れたような状態になります。
それで酸素が取り込めなくなり
ゼイゼイいうのです。
病院に連れて行くと「利尿剤注射」を打たれました
これで尿がバカみたく大量にでます。
でもたったこれだけで肺の水分が減少し
呼吸困難が消えるのです。
しかし
弁は治っていませんので時間の問題でまた肺水腫となります。
基本手術しか方法はありませんが
高齢となると難しくなりますし手術のデメリットの方が心配です。
弁の機能を補うのに薬があります
ACE阻害薬
高血圧の薬・・・血圧を下げ心臓への負担を軽減。
利尿剤
腹水・胸水などが溜まった水分を排出。腎臓病を患っていると注意が必要。
強心剤
ACE阻害薬とは逆の働き。心臓の筋肉の動きを助ける。ACE阻害薬で悪化した場合使用。
心臓の薬は一度飲み始めると生涯ずっと飲み続けなければいけないと説明されます。
これは人の場合も同じですね。
僧帽弁閉鎖不全症手術
執刀可能な動物病院は少ない。
というわけで
この病気のチワワはとても多くYouTubeで見てみると
発作を起こしているチワワが多く上がっています。
そして
上記の薬の治療を行うわけですが
投稿を追っていくとしばらくして亡くなっています。。
それで犬の解剖の本を見て
チワワではないので正確ではありませんが
大体の機能を頭に入れて
調整を開始しました。
2日くらいで
80%は回復しました。
しかもおそらく蓄積で出た症状なので
今まで心臓の弁に対して調整を行ったことがありませんので
今まで以上に調子が良くなっています。
あと残り20%を良くするために
あらゆる角度から追っかけていきます。
ある投稿では
食事と漢方で5年ほどかけて
「弁を復活させた」という記事があり
それなら1年で回復させることができそうだと感じています。
少し今後はむぅと向き合うことが増えそうで
ビジターさんにはご迷惑をかけるかもしれませんが
必ずや復活させて参りますので
むぅが調子悪い時も温かく見守っていただけると嬉しいです。
大体調子悪いとうんこの出が悪くなります。
動画作りました。
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